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都通研第2回研修会 徹口演録6 [2004年 都通研 口演録]

2004年 7月8日 東京都障害者通所活動施設職員研究会 第2回研修会 講演 口演録6
                                    2010/08/12訂正
この話は、都通研口演会で話した事です。ブログでも公開したのですが、
再三のブログ強制削除の対象になった文章です。
この文章はスラップ訴訟の訴因にも取り上げられた文章ですが、改めて読んで見ると、
私達のレベルの自閉症つまりアスペルガー症候群の特徴がギッシリ、濃密に詰まっているので
調停内容に従い内容を訂正し、さらに分かり易く解説する事にします。
本当に極少数のアスペルガー症候群の子供に接し、何か不思議な感覚を確かめたくてこのサイトに
辿り着いたさらに少数の教育者に向けて書きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・続き

ニワトリをみんな同じ方向に並べるといったような事から、自閉症と言うのは厳密にどういうことかと
何十年も考え続けたり、その時間のスパンはそれぞれですが、原理は同じなのです。



ここで、皆さんお馴染みの「こだわり」が出ましたので、この単語について話します。



そもそも[FIX]と言う用語を「こだわり」と訳した人に原罪があると思いますが、
特にインターネット上で大発生した「なんちゃってアスペ」の連中が最も好み
そして全員がその意味を間違えて使っているのがこの「こだわり」です。



これはシェフのこだわりの一品です。とか、私はキラキラ光る物にこだわりがあります。
なーんて生易しいモンじゃないものが自閉症のこだわりです。


私もこの人もこだわりは何ですか?なんて聞かれても即座に「無い」と答えます。
しかし、私が或いはこの人がお互いを観察すると、
どうしようもないくらい囚われている事があるのです。



そうです。

この自分にはどうしようもなく、何かの考えに囚われてしまっていること
それが「こだわり」。だから、本当は「囚われ」と表現した方が適切で誤解を生まないのです。

Scan0054-2.jpg

しかし、このどうしようもない「囚われ」は時にものすごい力を発揮します。



さっきも一寸言いましたが、この本(朝日福祉ガイドブック 続大人になった自閉症児)の中に
絶対芸を仕込めないと言われるニワトリ順番通りきちんと整列させてしまう青年の話が出てきます。
動物学者が聞いたらきっと驚くと思います。



この様に、大きな力を発揮することもあるが、実は自分の力ではどうにもコントロール出来ない
囚われ状態のことこそが、「こだわり」と言う物で、
ラーメン屋の親父の話とは違うことを覚えて下さい。



こだわり」は別としても
「私も良く人に変なことを言ってしまって、後から気が付くからアスペです」
って話も良くあります。

後からってどのくらい?2分後?2時間後?それとも2日後?

Scan0054-3.jpg

今まで私は、自分のことを話してきました。小学校時代の不適切な行動についても話しました。


では、いったいいつこの不適切な行動に気が付いたか。



実は、2年ほど前自閉症カンファレンスに出席するために、
担当者の方と子供時代の話をしているときに、初めて自分の行動と、回りの困惑に気が付いたのです。



他にも、別のエピソードを考えていたときに、小学5年生の時、
友達のランドセルの中にあった私の下敷きは、
私から盗んだ物だったことに気が付いたのです。


その時、私は「永嶋君、おれの下敷き見付けてくれたの?サンキュウー」と言って
彼のランドセルから私の下敷きを引き抜いたのです。



私達の「後から気が付く」の、後と言うのは本当に長ーい時間を要することで、
一般に言われる「後から気が付く」のレベルでは無いのです。

続く・・・

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