手を差し伸べない幼児 [見る]
◎「自閉症、アスペルガー症候群は立体視していない」
さて、話が役に立たない私の立体視に話が逸れてしまいましたが
自閉症児が立体視していないのでは無いかという話を戻します。
実は自閉症が立体視しないというのは、
脳構造の発達の具合からも予測できます。
自閉症の脳が脳幹部海馬脳梁に発達の遅れが見られる事が
分かってきました。
脳梁とは脳の左右を繋ぐ部分で、右脳と左脳の情報交換をすると
言われています。
この情報交換に、右目からの情報、左目からの情報と考えた場合
その合成能力が劣っている事も十分考えられます。
自閉症の幼児が生まれた時、立体視していないとしたら、
どうでしょうか。
残念ながら、幼児の視覚については憶測するしかありません。
ただ、正常な幼児は頭の上に吊っているグルグル回る遊具に
向かって手を差し伸べようとしたりするので、
かなり早くから、立体視に近い形で見ているのでは無いかと
予測できます。
一方、自閉症児は母親に抱かれても身体を反らせて拒否したり、
指差しをしない事が知られています。
つづく・・・
コメント 0