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2002 11分科会山岸徹(抄録)彼女が会社を止(や)めるとき [2002年自閉症カンファレンス講演会]

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彼女が会社を止(や)めるとき


山岸 徹(アスペルガー症候群の夫)     産業用設備機械、装置設計開発 自営 45才(当時)


私達は奇跡的な確率で巡り会った、共にアスペルガー症候群の夫婦だ。
(受診時に受けたWAIS-Rでは、妻がiq129私がiq115)

自分達の事なので日頃から自閉症について考えている。
最近最も気に入っているのが、自閉症が第一義にあり、それぞれに合併症があるという考え方だ。

この考え方によると、私は自閉症と鬱病の合併、妻は自閉症と脅迫性障害の合併である。



つづく・・・




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自閉症カンファレンス山岸美代子(抄録)彼を会社につれてって [2002年自閉症カンファレンス講演会]

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彼を会社につれてって


山岸 美代子(アスペルガー症候群の本人) 主婦・パート 46才(2002年当時)


三つ子の魂百までもと申します。



私の主人は43才のときアスペルガー症候群の診断を受けました。

当年45才ですが、なるほどことわざ通り、
行動療法もものかは、アスペルガー症候群の本質は三歳児の頃よりまったく変わっておりません。



本日はそのことをお話しようかと思います。







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カンファレンス講演山岸美代子学校の怪談 [2002年自閉症カンファレンス講演会]

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自閉症カンファレンス2002

大きな講堂201会議場が私達の口演にあてがわれました。

私が口頭で発表した話を載せます。何かの参考になれば。(一部追加修正有り)




はじめまして

本来なら抄録にある内容を発表するのが本当なのでしょうが、今日は別な話をしたいと思います。



何故かというと、何らかの要因で突発的に発生した自閉症は(現実にあれば)別ですが、
私達のように、一子相伝 自閉症の宗家ともなると、家族、親類縁者、変なのばっかりです。


特に私の父は、50才でアルツハイマー病の予兆を示し62才で死にました。


私もそろそろ、父の様子が変わってきた年齢に近くなりましたし、実際自覚症状も出てきました。
今、言いたいことを言っておかないと、後悔しますからね。


まあこれから口に任せて話しますので、
その中に、皆さんのヒントになるような所があったら、是非利用して下さい。


抄録にある話は大人になってからの具体的なエピソードとして書き起こしましたので
後でじっくり読んで見て下さい。


他にも、

40年かかってやっと落ち着いで作業が出来る環境になったが、これはTEECHだった。とか、
情報を脳の内部でどの様に処理され、うまく実行されないのか、その実行までのようす。とか、
漢字圏における読字障害と、英語圏における読字障害の発生の違いと、
読字障害に陥る課程の具体例。とか、
パニックの具体例とその構造。とか、
自閉症に多い斜視や、視力障害についての考察。とか、
自閉症に関する症例を網羅した実例を準備してきましたので、どこまで話せるか。




先ず山岸美代子が話します。








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解説 えんま大王 [2002年自閉症カンファレンス講演会]

解説学校の怪談
この話は、カンファレンスで美代子が口演会で話した事です。
ブログでも公開したのですが、再三のブログ強制削除のどさくさで、テキストデータも紛失して
いましたが、今回手入力で復活させました。

なぜこの文章を葬りさろうとしたのか今以て謎ですが、改めて読んで見ると、
私達のレベルの自閉症つまりアスペルガー症候群の特徴がギッシリ、濃密に詰まっているので
さらに分かり易く解説する事にします。

本当に極少数のアスペルガー症候群の子供に接し、何か不思議な感覚を確かめたくてこのサイトに
辿り着いたさらに少数の教育者に向けて書きます。




解説 えんま大王

春なお浅い中一の一学期、英語の時間だった。
授業中、ふいに一年二組の教室に不気味な静けさが漂い、
見渡せば、私以外のクラス全員が背中を丸め、一心に何かに取り組んでいる。


注記:緊張による五感の喪失 聞こえていない
   一次反抗期をやり過ごし、小5以降の「ある程度結果を見越した節度ある行動」を理解出来ずとも
   なんとか誤魔化した小学時代。

   中学進学はさらに大きく環境が変化し体も変化する時期。

   本人にとって異常な緊張が続き、時にその緊張が過ぎて指示が耳に入らない。

   私の場合は、真剣で勉強が好きなのに入学一週間で授業中に居眠りしてしまった。
   以降、毎日の様に居眠りを繰り返し、「中一で居眠りする奴は始まって以来」と言われた。





当時の区立中学は、小学校ですごく出来た子も、
普通に出来た子も、普通に出来なかった子も、
まったく出来なかった子も、悪ガキも真面目な子も、一緒くただ。
「えっ?」櫻井さんが迷惑そうに顔を上げる。
「ねえ、何してるの」私は小さな声で繰り返す。


注記:コマンド再取り込みの必要性
   ネット情報の発達障害は「※※だから発達障害」とすこぶる簡単だが
   現実の自閉症は違う。

   妻は一つの情報に一つの事柄の関連を見つけ、さらに次の関連を見つけ出す。
   常に一つの事を深く掘り進めるのだが、間違いを知ったときにはふりだしに戻る。
   便利な事もあるが、不便な事の方が多い。

   一方私は全ての関連情報を同列に集めその中から選び出すという事しか出来ない。
   便利な事もあるが、不便な事の方が多い。

   情報というビー玉を一個ずつ並べ続けるのが妻の手法であり、
   ひたすらビー玉を集め続けるのが私の手法である。

   全く違う事をやっているが、結局大量のビー玉を集めていると言う結果だけは同じになる。
   大量のビー玉を持っていると概念付けるとこれが「アスペルガー症候群」と概念化出来る。
   しかし、その表出、あらわれ方が全く違う。この違いは専門書にはあるがネット情報には無い。

   私もこの様な場面は日常だったが、すぐに周りの様子や鉛筆の先を盗み見て判断し同調する。

   妻の場合は、「指示を守る」というコマンドが生きているから、その具体的指示をもう一度 
   確認しなければ行動に移せない。それが、誰かに聞いて確認するという行動を導き出す。

   「アスペルガーにはこういうアドバイス」と言う話はたった二人私達夫婦の例を見ても
   あらわれ方が逆方向、全く違うのでほとんど役に立たない事が分かる。





櫻井さんはセーラー服の袖でノートを囲い込みつつ
だから何してるって何?」と声が大きくなったその瞬間、
「そこの二人!廊下に立つ!」
数分後、男性教師が様子を見に廊下に出て来た。
手には黒いえんま帳。
「私は話しかけられただけです」私の方を見遣り、自分にはまったく非がない事を主張する櫻井さん。
櫻井さんの鋭い口調に教師は一瞬うろたえたものの、
「授業中は話しかけられても答えない!櫻井は入ってよし!」と威厳を保ち、
えんま帳は開かなかった。
私はしばし無言でにらまれた後、
「口は災いの元」と言われ、えんま帳に何かしっかり付けられる。
未だにあのときみんなが何をしていたのかわからずじまいである。


注記:集団ルールの確認
   未だにあのときみんなが何をしていたのかわからずじまい、と言うのは話のオチではなく、
   本当に解ってない話であり、口演した43才時点でも無く、現在の62才の時点でも判っていない

   実は私も中3の時「お前は転校生だから内申点0だからな」と言われていたが、これも61才に
   なった今でも未だにわからない話なのだ。

   これは私の憶測だが、集団に属している以上得ていなければならないルールは無数にある。
   上記のエピソードもその一つに過ぎないのだが、全く重要だと感じない考えない私達には
   不必要な情報であるので、その危機をやり過ごしてしまえば、もう関係の無い事になる。
   この特徴を、現在は「注意欠陥」と片付けられてしまうのだが、注意欠陥で情報を逃す事と、
   元々なんの価値も重要性も必要性も感じず、失った情報を得ようともしない事とは、
   根本的に違う。


   この様に年齢を重ね経験を重ねても分かる術をもたない、持てないのが私達自閉症なのである。

   これをして、生まれつきの障害。目で見て分からない障害と言われる所以なのだ。



えんま大王
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解説 えんま大王2 [2002年自閉症カンファレンス講演会]

解説学校の怪談
この話は、カンファレンスで美代子が口演会で話した事です。
ブログでも公開したのですが、再三のブログ強制削除のどさくさで、テキストデータも紛失して
いましたが、今回手入力で復活させました。
なぜこの文章を葬りさろうとしたのか今以て謎ですが、改めて読んで見ると、
私達のレベルの自閉症つまりアスペルガー症候群の特徴がギッシリ、濃密に詰まっているので
さらに分かり易く解説する事にします。
本当に極少数のアスペルガー症候群の子供に接し、何か不思議な感覚を確かめたくてこのサイトに
辿り着いたさらに少数の教育者に向けて書きます。




解説 えんま大王 (解説えんま大王1から読んでね)

春なお浅い中一の一学期、英語の時間だった。
授業中、ふいに一年二組の教室に不気味な静けさが漂い、
見渡せば、私以外のクラス全員が背中を丸め、一心に何かに取り組んでいる。
注記:緊張による五感の喪失 聞こえていない
   一次反抗期をやり過ごし、小5以降の「ある程度結果を見越した節度ある行動」を理解出来ずとも
   なんとか誤魔化した小学時代。

注記の注記:
  一次反抗期前の低学年の時には、おとなしく従順であれば全く問題になる事が無く、
  時に子供同士のけんかがあっても、おもいつく限りの罵り合いをするだけで終わる。


  一次反抗期を迎えると言う事は、自我が育ち社会性が飛躍的に伸びる事で、グループ化も始まり
  特に女子生徒同士での駆け引きが始まると言う。


  自我が無い(自我を持つ事が出来ない)マインドブラインドネス、知能の高い自閉症の場合、
  まずこの時点で周囲と差が付くのだが、知能が高くさらに成績が良ければ、その事だけで
  許されなんとか生き残る事が出来る。



  小学5年生になると、さらに自我が成長し自己の行動について意識出来る様になる。
  私が5年生の道徳の時間、ある教育番組を見せられた。


  それは、家の事情で新聞配達をしている子A君が居る。
  ある日A君が学校で新聞配達をしている事を大変褒められた。
  それをうらやんだ友達B君が自分も新聞配達をやると張り切って始めた。
  しかし思いつきで始めただけで、途中で嫌になるし、適当に配達したら新聞が水に濡れ、
  大目玉をくった挙げ句B君はクビになった。

  さて、みなさんはこれを見てどう思いますか。B君の事をどう思いますか。

  と言う課題。もちろん子供たちは
  「仕事を途中でほおり投げると迷惑がかかるのでいけないと思います」等当たり前の事を答え、
  私も同様だ。



  しかし、私の間抜けな所はその後にある。勢い勇んで家に帰った私は母にこう告げた。
  「おかあさん!わがはい新聞配達やる!」
  「新聞配達?どーして」
  「家のためにお金を稼ぐよ!」
  「お金稼ぐって言ったって、トールおこずかい貰ってるじゃ無い」
  「じゃあお小遣いはそれで稼ぐよ」
  「大変だよ。朝4時には起きなきゃダメなんだよ。朝起きれる?」
  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そーか」



  先生が道徳の時間を使って番組を見せ、それをテーマにみんなで議論しながら考えさせたのに、
  勉強は出来ても全く分かっていない私



  実はこのエピソードもそのまんま。ビデオ画像の様に記憶していただけで理解してた訳じゃ無い。
  自分が当時驚くほど理解していなかった事を理解出来たのは、45過ぎ50才ごろ盛んに妻と
  討論を交わしていたさなかに気付いた事なのだ。


  もし、妻が居なくて文献だけで自閉症を理解しようとしていても、自分の事であるが故に
  未だに理解していなかったかもしれない。
  それほどマインドブラインドネスと言う事は凄い?酷い障害なのである。





   中学進学はさらに大きく環境が変化し体も変化する時期。
   本人にとって異常な緊張が続き、時にその緊張が過ぎて指示が耳に入らない。
   私の場合は、真剣で勉強が好きなのに入学一週間で授業中に居眠りしてしまった。
   以降、毎日の様に居眠りを繰り返し、「中一で居眠りする奴は始まって以来」と言われた。


当時の区立中学は、小学校ですごく出来た子も、
普通に出来た子も、普通に出来なかった子も、
まったく出来なかった子も、悪ガキも真面目な子も、一緒くただ。
「えっ?」櫻井さんが迷惑そうに顔を上げる。
「ねえ、何してるの」私は小さな声で繰り返す。
注記:コマンド再取り込みの必要性
   ネット情報の発達障害は「※※だから発達障害」とすこぶる簡単だが
   現実の自閉症は違う。
   妻は一つの情報に一つの事柄の関連を見つけ、さらに次の関連を見つけ出す。
   常に一つの事を深く掘り進めるのだが、間違いを知ったときにはふりだしに戻る。
   便利な事もあるが、不便な事の方が多い。
   一方私は全ての関連情報を同列に集めその中から選び出すという事しか出来ない。
   便利な事もあるが、不便な事の方が多い。
   情報というビー玉を一個ずつ並べ続けるのが妻の手法であり、
   ひたすらビー玉を集め続けるのが私の手法である。
   全く違う事をやっているが、結局大量のビー玉を集めていると言う結果だけは同じになる。
   大量のビー玉を持っていると概念付けるとこれが「アスペルガー症候群」と概念化出来る。
   しかし、その表出、あらわれ方が全く違う。この違いは専門書にはあるがネット情報には無い。
   私もこの様な場面は日常だったが、すぐに周りの様子や鉛筆の先を盗み見て判断し同調する。
   妻の場合は、「指示を守る」というコマンドが生きているから、その具体的指示をもう一度 
   確認しなければ行動に移せない。それが、誰かに聞いて確認するという行動を導き出す。
   「アスペルガーにはこういうアドバイス」と言う話はたった二人私達夫婦の例を見ても
   あらわれ方が逆方向、全く違うのでほとんど役に立たない事が分かる。

櫻井さんはセーラー服の袖でノートを囲い込みつつ
だから何してるって何?」と声が大きくなったその瞬間、
「そこの二人!廊下に立つ!」
数分後、男性教師が様子を見に廊下に出て来た。
手には黒いえんま帳。
「私は話しかけられただけです」私の方を見遣り、自分にはまったく非がない事を主張する櫻井さん。
櫻井さんの鋭い口調に教師は一瞬うろたえたものの、
「授業中は話しかけられても答えない!櫻井は入ってよし!」と威厳を保ち、
えんま帳は開かなかった。
私はしばし無言でにらまれた後、
「口は災いの元」と言われ、えんま帳に何かしっかり付けられる。
未だにあのときみんなが何をしていたのかわからずじまいである。
注記:集団ルールの確認
   未だにあのときみんなが何をしていたのかわからずじまい、と言うのは話のオチではなく、
   本当に解ってない話であり、口演した43才時点でも無く、現在の62才の時点でも判っていない
   実は私も中3の時「お前は転校生だから内申点0だからな」と言われていたが、これも61才に
   なった今でも未だにわからない話なのだ。
   これは私の憶測だが、集団に属している以上得ていなければならないルールは無数にある。
   上記のエピソードもその一つに過ぎないのだが、全く重要だと感じない考えない私達には
   不必要な情報であるので、その危機をやり過ごしてしまえば、もう関係の無い事になる。
   この特徴を、現在は「注意欠陥」と片付けられてしまうのだが、注意欠陥で情報を逃す事と、
   元々なんの価値も重要性も必要性も感じず、失った情報を得ようともしない事とは、
   根本的に違う。
   この様に年齢を重ね経験を重ねても分かる術をもたない、持てないのが私達自閉症なのである。
   これをして、生まれつきの障害。目で見て分からない障害と言われる所以なのだ。
えんま大王
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