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自閉症とマインド・ブラインドネス [SAM]

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「自閉症とマインド・ブラインドネス」   青土社
    サイモン・バロン=コーエン

原題「MAINDBLINDNESS」
副題(An Essay on Autism and Theory of Mind)






原題は「MAINDBLINDNESS」ですから、翻訳の「自閉症とマインド・ブラインドネス」と少し
ニュアンスが違う様に感じます。

そしてその内容はサイモン・バロン=コーエンが名付けた人の理論的解説つまり、
「マインドブラインドネスの人、この人の事を自閉症と言う」という内容です。






自閉症の子供を持つ親の必読書はローナ・ウイングの本ですが、理科系の自閉症当事者の私が、
最も親和性が高く自閉症の事を理解出来た本がこの書籍です。






計算機が身近になり、コンピューターと言うモノが作られた事で、それに伴い、
「物事を考え処理する方法」について深く考える人が多くなりました。
物事を「概念」「思い」で処理するのではなく、全ての物事を具体的に分解できなければプログラムは
作れません。





それらの考え方の進歩とも重なり、「心」とは何か。「気持ち」とは何か。「ヒト」とは何か。
そして、「自閉症」とは何か。それを見事に解き明かしたのがこの書籍です。






「人」が「ヒト」であるために獲得する、
ID→EDD→SAM→TOMMこれを分かり易く書いている筈なんですが、
自閉症である私は、SAMまで理解するのが精一杯で、未だにTOMMの理解まで行き着けていません。






皆さん興味があるなら読んで見て下さい。


【自閉症テレビ24】社会性豊かなASD


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