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発達障害と感覚過敏 [発達障害のウソ]

ネット上では「発達障害で感覚過敏」が定番だ。
感覚過敏だと言うんだからそうなんだろう。でも私は違う





誰もが感覚過敏と言うけど、感覚過敏って何なんだろう
今まで読んだ自閉症の論文の中にはほとんど感覚過敏を取り上げた論文は無い。




強いて言えば、感覚の敏感性と言う事で項目を挙げたトニーアトウッドの論文ぐらいだ。

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ただそれも、感覚の敏感性(sensory sensitivity)

「発達障害で感覚過敏です」と言う人の話を読むと、
全員が見事に感覚過敏(Hypersensitivity)を訴えている。




日本で、知ったかぶりがアトウッドの本を読めば、
感覚過敏感覚の敏感性も同じに見えて、同じだと勘違いしてしまうが、
原語で読むと、sensory sensitivityHypersensitivity
単語も表現も違うから、全く違う意味、違う意図を持って論理展開をしている事が分かる。





しかし、誰も原語にこだわったりしないからね。日本の本はこうなっている。
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この項目については、自閉症の感覚の敏感性(sensory sensitivity)
について論じているのであって、
自閉症が感覚過敏(Hypersensitivity)だと論じている訳では無い。





感覚の敏感性(sensory sensitivity)とはどう言う事か。
例えば、犬の鼻は匂いに敏感(sensory sensitivity)だ。  分かるよね。





だからといって、いつもどんな匂いにも反応し続けはしない。もしいつも匂いに敏感だったら、
飼い主の足が臭かったら、部屋に入っただけで臭いで吐きまくっていなければならないし、
屁でもこいたら、犬はバク転して憤死してしまう。





匂いに敏感(sensory sensitivity)な犬でも、日常は普通に生活できるんだ。
これが感覚の敏感性(sensory sensitivity)





ところが、感覚過敏とは何か。これは人間に取って非常に重要な感覚。




例えば、本当に具合の悪い時、肌を触る風さえヒリヒリする様な感覚で、
さらに具合が悪くなる感じというのは分かるだろう?




この様に、日常に対して、何か身体の異常を感じた時に、
感覚過敏(Hypersensitivity)と言う形で人間は感じる事が出来るし表現する。
その異常な感じ方は、医者にとって患者の症状を知る重要な一つの手掛かりになる。




だから、感覚過敏(Hypersensitivity)は誰にでも起こりうる事なんだ。





ただ、ネット上の「発達障害」の人が訴える感覚過敏(Hypersensitivity)は、
不思議な事に、
統合失調症の人が訴える感覚過敏(Hypersensitivity)の症状そのものなんだ。





さらに驚く事に、先日ドコかの会社で「自閉症の見る世界をバーチャルで再現」という
製品が発表された。
これも、開発者が自閉症?当事者で開発に関与して完成したと言う事だったのだが、
その解説を見ると、驚いた事にあの「草間彌生」さんが、子供の頃から見ている世界
そのものを再現している。





少なくとも、私が見ている世界とは違うし、
マインドブラインドネス」である私たちが、
正常である人達の見え方を「想像」して作れるなら、
「他人の気持ち」も簡単に想像出来る事になる。





統合失調症の人が見る世界を再現した、と言うならすべてに矛盾がないんだけど、
まあビジネスとして成立するんだから仕方ないか。





でも、私が見えてる世界でも無いし、妻が見えてる世界でも無い。
だから、何か根本的な所で間違っている様な気がするし、
またそれで、子供達が壊される事になると、困っちゃうんだよね。




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