立体視の手掛かり [見る]
2022年6月28日更新
◎「自閉症、アスペルガー症候群は立体視していない」
では何故同じ自閉症なのに、私だけが立体視をしていて立体視を獲得できたのでしょうか。
恐らく、目から受け取る情報料が異様に多かった事に関係すると考えられるのです。
例えばガラケーで取った写真に小さく写った人の肌の具合は、いくら拡大しても良く分かりません。
しかし8Kの60インチモニターに超アップで写った人は、それこそ肌のキメから、ニキビ跡のほんの少しの
くぼみまで分かると思います。
目が異様に良い、目からの画像情報が異常に多いとはそう言う事です。
本当は、12インチの白黒ブラウン管テレビと60インチの8Kテレビと言いたいところなんですが、
この例ではかえって分かりにくいでしょ。
本当ならテレビは平面画像ですから、現実にはデコボコはしていません。あたり前ですね。
ところが、画像情報が膨大な8Kテレビでは、普通の人が見ても顔にニキビ跡があれば、それが
「くぼみ」だと見ただけで分かるのです。
昔の解像度の低いテレビだと、「くぼみ」の様にも見えるし「出っ張り」の様にも見えるし、「シミ」
の様にも見え、判断が付かなかったのです。
それが、8Kになると一目で「くぼみ」だと分かる様になります。
それが、目から入る「画像データ量」が違うと「同じ平面でも理解の仕方が異なる」
と言う事です。
つまり、「立体視が出来ない自閉症児」でも「視覚情報が異常に多い」と
「立体視を獲得する手掛かりを持つ」と言う事が出来ます。
【自閉症テレビ23】支援級全員ASD?
コメント 0