療育 の謎 [療育のウソ]
療育、私はこの言葉が大嫌いですので、ここでは障害児教育とします。
2000年突然療育商売が始まりました。
「昭和43年のテレビ放送から進歩したとは、全く聞かなかったが急に自閉症の対処法が完成したのか?」
誰も私の問いには答えません。
その療育の根拠は、ニキリンコの真偽と共に全く謎だ。
しばらくして、村上由美が「母の療育」のお陰で自閉症が治ったと言い、民間資格の講師になり、
NHK教育テレビにも登場した。
なる程。「奇跡の療育」によって自閉症が治りましたか。それはそれは。じゃあ、話を聞くべきは、 母親で、村上由美本人じゃないでしょう。
療育と呼ばれるオリジナルの工夫が見事に実を結び、娘の自閉症が治ったんだから。それこそ医学界に
大きくその一部始終を知らせる事が第一だし、ひょっとして、ノーベル賞も夢じゃ無いかもしれない。
ところが、講師は村上由美。母親じゃ無いんだな。不思議だなー。
愛情ある母親として愛情とは別の、本人には内緒の配慮、気配り、みちびく手順が
あっただろう。
そういう、ツボは本人には分からない、陰の苦労で、ソコが最も重要な部分だ。
やった人しか分からないから、実績のある人の話を聞いて参考にするんだろうに。 不思議だなー。
せめてNHKが母親に取材に行けばイイのに、何故か行かないんだよな-。
行ったらマズい事になるかも知れないから、怖くて行けないのかなー。
村上由美だけじゃ無い。NHK教育テレビでは療育、障害児教育の専門家として何度も取り上げたのが
腹巻智子先生。
その力は留まる所を知らず、NHKのトップランナーにも取り上げられた。
腹巻先生はずいぶんキャリアがあって、昔から障害児教育に取り組んでいるそうだ。
だったら、今の華々しい講演会などの部分を放映するのでは無く、
腹巻先生に救われた、現在は自閉症の大人になった元自閉症児を取材して、
その、腹巻先生から与えられた何か忘れられないきっかけと、それによって、今どれほど
素晴らしい生活を送っているかを放映してくれればいいだろう。
腹巻先生程のキャリアがあれば、自閉症児の200人や300人、或いは1000人以上係わっているハズ。
これだけ長くやっていれば、50過ぎの元自閉症児と80過ぎの母親が涙ながらに証言してくれるだろう。
そうじゃなけりゃ、2002年だったか、全校生徒を講堂に集めカミングアウトさせた
アスペルガー症候群の男の子が居ただろう?
あの子に、あれから人生がどんなに良くなったかを証言して貰えばイイ。
当事者である私からみれば、あれ程残酷な事は無いし、あの子は相当苦労して、
相応しい大学へも行けなかったんじゃ無いかと勝手に解釈している。
療育に係わる人達、NHK、NHK教育テレビも含め、
治った当事者村上由美、自称アスペルガーのニキリンコ、自称高機能自閉症の泉流星、
障害児教育のトップランナー腹巻智子等、療育の発信側ばかりを持ち上げ宣伝するが、
その実績を作った村上由美の母親、
ニキリンコ、泉流星が育つ環境、子供時代を知る人の証言
トップランナー腹巻智子がきっかけで大きく生活態度が改善した自閉症当事者
という、一番はじめに取材すべき対象を絶対取材しない所が本当に不思議だ。
さらに、療育で壊れ、自殺未遂まで追い詰められたカナー型の子供
辻井正次と言う専門家などによるスラップ訴訟で生活を破壊されたアスペルガー症候群の大人
と言う格好のサンプルも絶対取材しない。まあ、この部分については当たり前か。
【自閉症テレビ19】消えない怒り
2024-03-08 12:14
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