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片岡聡さんの見たモノ [見る]

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2022年7月15日更新

さて、やっと本題。
スライド40で片岡聡さんが「感覚過敏」訴える現象

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講演会では医師による補足説明がなされているのかもしれないがこのスライド原稿では分からないので、
私の解釈を勝手ながら。

追記:ここでは感覚過敏発作としているが、私の知識では「感覚過敏発作」も
「自閉症(ASD)に於ける感覚過敏発作」も理論的な裏付けを得る事は出来なかった。
似通った表現は、トニー・アトウッドの感覚の敏感性についての論文。
御存知の方は是非コメント欄に書き込みお教え下さい。
私はあくまで、片岡聡さんの個人的体験の報告例と考えています。





片岡聡さんが「光が急にまぶしくなりスマホの画面も見えなくなる」と訴えている。






片岡聡さんが訴えているんだから、その症状が出ているのは間違い無い






ただし同様の診断を受けている私にはその症状は出ない






つまり、この時点で「ASDの感覚過敏症状」とは言えないと言う事。






では、原因は何か。この講演会の席に同席した医師たちもそうだろうが、
私もその原因は「てんかん」に依るモノだと考えるのが自然だ。

追記:てんかんの世界も非常に医学的進歩があり、この時点ではてんかんと断定しましたが、
当然それ以外の脳障害、その他の要因も考えられます。





私たち自閉症と、てんかんは非常に近い親戚筋で、医学的に「てんかん」と診断される
昏倒などの症状が出なくても微細な、小さな、目に見えない様な「てんかん」
を起こしていると考えさせられる事が非常に多い






私と違い私の妻はずっと片岡聡さんに近い様だ。以前にも書いたがピカチュウのテレビ番組を見て、
「光刺激てんかん」を起こしたと思わせる行動を取った。






この「見えない(隠れた)小さなてんかん」について言及している医師は知らない。
私が妻を40年観察し続け「てんかん」では無いか?と思う行動は、妻を参考に振り返ると、
実は私にもある






片岡聡さんの「光刺激による反応」の原因は自閉症にあるのでは無く「てんかん」にあるのだ。

追記:ピカチューによる光刺激によるてんかん症状。専門医の話によると、てんかんに限らず
同様の症状が出る可能性があるそうだ。私が自閉症の定義に厳密な様に、てんかん専門医に依ると
てんかんの定義も非常に厳密且つ精密なものであるそうです。もしもと思ったら是非専門医に。





だから片岡聡さんの症状について言葉を話す自閉症者にその症状の情報を求めても無駄に終わる。






この症状に真剣に向かい合う気持ちがあるなら「てんかん」の子供達のデータを集め、
それに対する薬種を探し、その上で、自閉症という特殊な脳みそを持つ片岡聡さんが、
どの薬に対してどう反応するか






言葉を持つ知性を持つ自閉症に対して実験をして初めて
人より異常に効きが良いとか、効きが悪いとか、副作用が出るとか出ないとかが分かるのだ。






もし、ここで「抗てんかん薬」の投薬例のデータが詳細に取れれば言葉を持たない
多くの自閉症のこども達有効に投薬する事が出来るのだ。






だからこそ、ニセモノのなりきり当事者が存在してはいけないのだ。



医学は本当に深い。動画もみてねー
【自閉症テレビ27】感覚過敏?



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